画期的で素晴らしい!ネットカフェ難民支援

都がネットカフェ難民支援に、無利子で最大60万円を貸し付けるという支援策を打ち出されたそうだ。画期的で素晴らしい!とマジ思います。

ひとつには国がなんらこれという対策を打ち出せない中、自治体として「貸付」という画期的な支援策を打ち出したこと。
もうひとつは、「定住地の確保」というワーキングプアの悪循環から抜け出せないかたが困っている本質的な部分にフォーカスされていることです。

住居がなく、インターネットカフェや漫画喫茶などに寝泊まりする、いわゆる「ネットカフェ難民」を対象に、東京都は08年度、賃貸住宅の入居費用などを無利子で貸し付ける支援に乗り出す。全国の約4割を占める都内のネットカフェ難民に安定した生活を促すのが目的で、自治体としては初の試み。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080109-00000032-mai-soci

ネットカフェ難民とかワーキングプアと呼ばれるかたたちのNHKドキュメンタリーを見た時に、定職につけない要因のひとつに、住居がないため正規雇用に至らない悪循環に陥っている人が多いということがありました。

順番としては、定住している住居がある→正規雇用 というのが、一般的だと思うので、貸付の条件として都が示している、正規雇用先を見つけるなど安定的な生活が見込める人を対象というのは、これで大丈夫なのかな?とちょっと心配ではある。

しかし都としても、税金から支出するわけなので、ここらへんはしょうがないと思います。
今回のネットカフェ難民への思い切った支援策を第一歩として、少しでも改善していくことを期待するとともに、国も給油問題とかでバタバタしていないで、もっと足元を固めていって欲しいものです。